2013年10月04日

NHKは誤解してる、と思う件

10月1日のブログに書いたテレビ取材、今朝(10月4日)、NHK「おはよう日本」の中で放送されました。
NHKは誤解してる、と思う件


長時間の取材だったので無駄にならなくてやれやれと思ったのと、山車の映像も沢山使われていて、この時期ですから、少しは挙母まつりの宣伝になったかも、とも思いました。
NHKは誤解してる、と思う件


NHKは誤解してる、と思う件


番組では積極的にゾーン30を取り入れている浄水地区と(僕のように)否定的な考え方もある元城地区を対比させる形で進められていて、わかりやすく作られていました。

ただ、肝心のゾーン30の導入に対する考え方には疑問を感じました。
NHKは「住民の理解」が必要とまとめていましたが、それが問題なのでしょうか、僕は違うと思います。

このゾーン30事業のひとつ目の問題は「やらなければならない場所よりも、やりやすい場所」を選択して事業を進めてしまったことです。住民が必要性を感じない場所で事業を行っても理解されるわけがありません。

ふたつ目の問題は「暴走する車という悪」にばかり目を向けてしまい結果として道路の利便性を下げ、かつ、救急車などの緊急自動車の通行まで妨げてしまう道だ、ということです。
この街は加茂病院が厚生病院として浄水地区に移転するまで、毎日、頻繁に救急車の通る街でした。緊急自動車の通りやすさの重要性は良くわかっている街です。


NHKは誤解してる、と思う件


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本当にこの映像のテロップに書かれているとおりでしょうか?道路に障害物を設け交通の利便性を落とすことが、安全にプラスの効果をもたらすのでしょうか。

全国的に交通事故は年々減少しています。特に幹線道路でその傾向は顕著です。これは、むしろ右折車線の充実など利便性を向上させた結果だと思いますが、どうでしょう。

昨年、ゾーン30が導入された一番街商店街西側の三本の道、この道の問題点は、暴走する車ではなく、喜多町2丁目と喜多町3丁目交差点に歩車分離信号が導入されたことにより交差点の通過にかかる時間が増し、南北に走る竹生線で渋滞が発生しやすくなり、西側の道を抜け道として通行する車が増加したことです。注意しなければならないのは、抜け道として使うことが悪いということではなく、そうしたくなるくらい駅に向かう場合の通り抜けに時間のかかる道になってしまったということなのです。
放送には使われませんでしたが、NHKの取材時にも取材車を使って豊田信用金庫から豊田市駅まで、ゾーン30の道を通る場合と喜多町2丁目3丁目の交差点を通る場合の所要時間を実際に比較しました。具体的には書きませんが、その差は極めて明確でした。みんなの感想も「なるほどね」でした。

歩車分離信号導入が交通環境を広く見て、本当に有効だったのか、その検証もされずに事業を行ったことも、この地区におけるゾーン30導入が否定的な目でしか見られない理由だと思います。


さて、せっかく、取材してもらって文句ばかり言っていては申し訳ないと思いますが、実情はこのような事だと僕は思っています。
あと、わが中町の山車、町蔵を全国に放送していただいたことは、ほんとに嬉しく思っています。
NHKは誤解してる、と思う件




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Posted by 豊田一番街ー at 12:21│Comments(0)ホンダ薬局 対話型薬局
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