2012年12月05日

原発問題、拭えない疑問

選挙が始まりました。大きな争点の一つが原発止めるか続けるかです。
僕は9歳と7歳、二児の父親として拭い切れない疑問があるので今日はそれを書きます。

今すぐにでも原発を止めよう!=止める原発
使える間は使って徐々に止めよう!=続ける原発 として

じゃあ、どっちにしても一番最後、いったい誰が?どうやって?いつ?いくらかけて原発を解体するの?更地に戻すの?ずっと危険地域?
止めて炉心を抜けばそれで安心なの?元の大地に還れるの?
そもそも、分解解体できるものなの?世界中でそれに成功した実例があるの?

これらがすっきりしない限り、発電を続けようが止めようがそこに危険なブツがあることになんら変わりはないわけで、その次元では結局、脱も続もおんなじじゃないかと感じられ、論争そのものに意味を感じないのです。壊し方までマニュフェストに書いてる人も政党も、ひとつでもありますか?そもそもそこまで考えて覚悟して立候補してる人いますか?

挙げ句の果て、うちの子どもたちの世代が世の中の中心になリはじめた20〜30年後に「古くて使えないけど、壊すのお前らに任せた」なんて投げ出されたら、そりゃもう、たまったもんじゃないわけです。そんな夢も希望もない将来をうちの子どもに残さないでくれ。少子化対策はありがたいけど、それはこの先のお荷物を背負わせるためじゃないでしょうね?

どんなバカなヒツジでも藪に頭を突っ込むときには抜き方も考えてるっていうぜ!
この問題こそ、真の受益者負担でいこうぜ!!

あ〜、ちょっとすっきりした。


それにしても、政党名をひとつも使わずにブログを書くのは難しいなぁ、党名に一般的な名詞を使い過ぎですよね
「ミ○イの子どもたちを応援しよう」って今使うとなんか、なんかですよね。


同じカテゴリー(ホンダ薬局 対話型薬局)の記事画像
子育て総合支援センターで段ボール迷路作り
百日紅(さるすべり)開花しました
見納め ルーテル幼稚園の桜
NHKは誤解してる、と思う件
備忘録:市街地の道路問題について取材を受けた
安城学園高等学校で段ボール迷路
同じカテゴリー(ホンダ薬局 対話型薬局)の記事
 子育て総合支援センターで段ボール迷路作り (2014-07-03 17:40)
 百日紅(さるすべり)開花しました (2014-06-26 18:02)
 見納め ルーテル幼稚園の桜 (2014-04-05 14:59)
 NHKは誤解してる、と思う件 (2013-10-04 12:21)
 備忘録:市街地の道路問題について取材を受けた (2013-10-01 17:57)
 安城学園高等学校で段ボール迷路 (2013-09-27 18:10)

Posted by 豊田一番街ー at 22:44│Comments(2)ホンダ薬局 対話型薬局
この記事へのコメント
はい、私も気になっています。
原発をやめると電気料金が上がるというけれど
原発の場合、後片付けの費用が莫大なのに
(もちろん、時間も労力も)
それを計算に入れてないらしいのもずるいと思います。
ゴミのお片付けも子どもたちに・・・・になっています。

電気料金があがっても払います。
増税されても、原発を始末するのに確実に使うというのならがまんします。
将来に負の遺産を残したくない、少しでも減らしておきたいです。
Posted by レイレイ at 2012年12月06日 21:50
レイさん。きっと誰もコメントくれないだろうと思ってました。
ありがとうございます。

ほんとにそうですよね。最終的な処分や安全性を担保していない以上、脱も続も本質的にはおんなじですよね。

だれかが地下に埋めればいいでも困りますよね。

今必要なのは、ソロバン勘定じゃなくて、責任をもって、今社会人として生きている人達によって、この問題を解決する議論ですよね。

選挙権も投票権もまだない、うちの娘や息子の世代に「頼むわ」って投げ出しちゃうのは、これは民主主義じゃないでしょ。

年金は人間がいなくなれば解決するけど、原発の問題は、今のままでは、人類が滅んだあとでも解決しないんですよね。

ちょっと言い過ぎましたかね。
Posted by 本多勝幸(ホンダ薬局)二児の父 at 2012年12月06日 23:30
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
原発問題、拭えない疑問
    コメント(2)